法人成り(会社設立)のメリットとデメリット【大阪市・行政書士】
2021/12/08
法人成り(会社設立)のメリットとデメリット
(1)法人成りとは
法人成りとは、個人事業を株式会社等を設立すること等によって、法人化することをいいます。
(2)法人成りのメリット
・社会的信用の増加
・有限責任となる
・資金調達がしやすくなる
・ストックオプションが使える
・経営者が保証人になれる
・赤字(欠損金)を10年繰越控除できる
・前年度の赤字(欠損金)を繰戻還付できる
・決算期を自由に決められる
・法人カードが作れる
・「co.jp」のドメインが取得できる
・事業承継が容易になる
・「超過累進税率」から「比例税率」になる
【法人の税率】
大法人 | 所得区分無し | 23.2% |
中小法人 | 年800万円超の部分 | |
年800万円以下の部分 | 19% |
・生活費が経費(役員報酬)になる
・2年間(2期間)消費税が免除される
・「給与所得控除」が適用できる
・「役員退職金」を支給して節税できる
・「生命保険」に加入して節税できる
・自宅を「役員社宅」にして節税できる
・社員旅行など「福利厚生制度」で節税できる
・「出張旅費規程」を作成して「出張手当」で節税できる
・相続税対策にもなる
(3)法人成りのデメリット
・設立コストがかかる
・社会保険への加入が義務
・事務負担が増え、税務申告が複雑になる
・会社の解散・清算手続きでお金がかかる
・赤字でも税金が発生する
会社、財団・社団法人、NPO法人等の「法人設立」、許可・認可・免許・登録等の「許認可や届出」、補助金、給付金・協力金等の「相談、交付申請書類の作成や申請サポート」、経営に関する相談、経営戦略の立案・策定支援、経営計画の策定・実行支援、経営顧問等の「経営支援(コンサルティング)」、その他各種書類作成(相続や交通事故等)などでお困りでしたら「大阪市の行政書士事務所CS」まで、御相談をよろしくお願い申し上げます。