経営計画とは【大阪市・行政書士】
2021/09/20
経営計画とは
経営計画とは、企業が経営ビジョンを達成するために、経営方針や経営戦略に基づいて策定する計画のことです。経営計画は領域別にみると総合計画や部門計画といった計画が、期間別に見るとプロジェクト計画のような個別計画や短期・中期・長期計画といった期間計画があります。これらの計画、特に、中・長期計画のような複数の年度にまたがる計画は、一度策定されて終わりではなく、定期的に見直しが行われます。計画の見直方法は、毎年の経営環境の変化に応じて見直していくローリングプランや、あらかじめ不測の事態が起きることを予測して、複数の計画を用意しておくコンティンジェンシープランなどがあります。
また、事業計画には、災害などに備えた事業継続計画という計画もあります。事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)は、災害などが起こっても重要な事業は中断しないように、もしくは、仮に中断してしまってもすぐに再開できるように、災害の起こっていない平時から災害に備える計画です。
[中期経営計画について]
1.中期経営計画とは
中期経営計画とは、企業が中期的に目指す、あるべき姿と現状とのギャップを埋めるための計画のことで、明確な定義はないが、3~5年程度の中期を指すことが多いです。
2.中期経営計画の3大要素
(1)経営ビジョンと経営目標
将来どのような会社・組織を目指すのかということを、定量・定性両面で打ち出して行きます、なお、定量的な側面は売上高や利益目標に代表される経営目標を指し、定性的な側面は「○○業界日本一」等のビジョンを指します。
(2)活動計画
戦略課題とその解決策という意味での活動計画です。経営目標やビジョンを達成するために、打ち手としての戦略が必要です。
その戦略を戦術として具体化したのが活動計画となります。
(3)計数計画
経営目標に到達するために「各年度別にどれだけ売上高を伸ばしていくのか」「どの程度純資産を増やして安全性を高めていくのか」といった数値面での計画を言います。
(4)策定のメリット
中期経営計画策定のメリットには、次のようなものがあります。
①自社の経営環境を把握できる
②取り組むべき課題が明確になる
③社員の意識向上に繋げらられる
(5)中期経営計画策定の流れ
①ビジョンの設定
②経営環境の分析
外部事業環境分析・自社経営資源分析
③戦略の策定
④活動・計数計画の具体化
⑤まとめ・発見、共有
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